アンコンシャスバイアスに気づく・対処する
”薬学部”ときくと、将来は薬局や病院で働くと想像します。
確かに70~80%は医療機関で働きます。
抱くイメージとしては間違っていません。
しかし、製薬会社、行政、研究所、大学で勤務する人もいます。
私の同級生は証券マンになりました。喫茶店を経営している人も知っていますし
議員になる人もいます。私自身も研修講師です。
例外もあるということに気づきにくくなります。
この弊害について学び、対処法を身に付けるのがアンコンシャスバイアス研修です。
アンコンシャスバイアスは無意識の思い込み、先入観、偏見などです。
この研修を受けると日常生活の中で多々存在していることに気づきます。
普段は特に問題は起きませんが、もしかすると無意識に人を傷つけていたり
自分を小さな世界に閉じ込めているかもしれません。
冒頭のアンコンシャスバイアス:”薬学部”ときくと、将来は薬局や病院で働くにより
どんな影響が起きるかを薬学生に話し合ってもらうといろいろといろいろと意見が出てきました。
僕は長年、がん患者ですが、医療従事者のアンコンシャスバイアスにより違和感を感じる
事が多々ありました。白血病患者はこうなんだという決めつけで接して来られることが
ありました。とても窮屈な思いをしました。これが何だろうと当時は感じていましたが
アンコンシャスバイアスという概念を知り、納得がいき、すぐに学ぶことにしました。
一般社団法人アンコンシャスバイアス研究会認定トレーナーとなりました。
病名からぱっとイメージが想起されることは問題ありません。
ただ本当に目の前の方も当てはまるかどうかを考えることに気づいてください。
この気づきを知り、対処法を考える研修です。医療接遇と組み合わせるのも効果的です。
医療従事者にはぜひとも受けてもらいたい研修です。これは医療接遇の向上にも関連します。
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