新規採用薬剤師研修
グループ病院での新規採用薬剤師研修会での講師を務めます。
今年で14年目。
当時の事務局は定年退職されたり各病院での要職に着いています。そして、当時の受講者が現在の事務局です。歴史を感じています。
配信会場は徒歩10分のマイホスピタル。
自宅から参加することも出来ましたが、リアル会場にいる受講者や運営仲間との阿吽の呼吸が研修効果を高めるため、通院いや会場に向かいます。
僕の役割は、スライドのタイトル通り、自分自身の患者心理を開示し、その上で心を開いてもらうためのポイントを伝えます。
実際に薬局で勤務し始めたため実践経験を基に話せるようになりました。
もう一つの役割は、ロールプレイの患者役です。
朝から検討してきた症例検討の仕上げとして服薬指導を受けます。薬剤師役の受講生から、患者の立場として心の中で感じたことをリアルフィードバックします。そして、講師の立場として改善ポイントをアドバイスします。
身近に相談できる医療従事者がいることは患者にとっては安心に繋がります。薬の事だけではなく患者さんへの対応方法も地域の薬局へ引き継ぐことも中核病院薬剤師の役割であり、これからの薬薬連携だと考えます。
病院薬剤師も対物業務から対人業務へシフトしチーム医療に関わっていく割合が高まることでしょう。
コミュニケーションスキルを含むノンテクニカルスキルは患者対応だけではなく多職種との連携、対応においても重要です。
実践的研修は時間と手間を要するため回避されがちですが、継続して実施されていることの素晴らしさに敬意を表し、貢献したいと考えます。
就活中の薬学生はNHOも視野に入れることをお勧めします。
しあわせです❤感謝