看護学生へのがん教育
看護学生へのがん教育
看護学生から講義への感想文が届きました。
魂を込めて90分語ったことと猛暑のため丸一日寝込みました。
目覚めてメールをチェックすると教授からのメールが届いていました。
今年の感想文はどれも素晴らしいものばかりで90分掛けて目を通しました。
患者メガネと人メガネ、苦しい時の寄り添い方、信頼されること、逆境の受け止め方、
人生役割や死を意識して生きることの大切さなどが心に響き、今後の看護に生かしていくと書いてありました。
今年加えた内容は患者会の動きです。
そして、医療者と患者の疾患に対する姿勢です。
医療者は多くの患者さんのために数多くの疾患を対象にしますが、その患者は自分自身の疾患とだけ向き合っていることです。
看護実習で患者対応した後だけに学びが大きかったのだと感じています。
薬学部でカリキュラムの関係で1年生の時に講義をしています。
そのためがん患者さんの話を聴いたという感想で終わります。
その点、看護学部はこれまでの自分と向き合った感想となります。
薬学部でも5年生の後期や6年生に向けて話をしたいと感じました。
毎年少しづつ講義内容を進化させようと努力を重ねています。
しかしいつかは引退する時が来ることを感じる年齢になってきました。
一回一回の講義を大切にして語り掛けていきます。
しあわせです感謝