人生会議 人生の最終段階だろうが私たちは生きている
人生会議 人生の最終段階だろうが私たちは生きている
21年前くよくよしながら生きていた僕の頭の中に突然浮かんだメッセージ【死ぬまで生きている】
ハッと気づいた。死んだように生きている自分。
ばかばかしいと思った。
この日を境に最期の瞬間まで思い切り生きると決め日々を充実することにした。
自分が死ぬ日なんて誰にも分らない事だ。ただ今日一日が充実してたかは寝る前に感じることが出来る。
毎日全力で楽しむことにした。
これを日々繰り返していけば最期の時も人生が充実していたと感じるはずだ。
これが一枚目のポスターに込められている。
がん告知の直後は死に恐怖に包まれた。2週間ほどすると解放され冷静になった。
意識が向かうところは死から生に変わり始めた。
大切なポイントは一度しっかり死と向き合う機会を持つことだ。
真剣に向き合っていると生きるためのメッセージが降りてきて切り替わる。
毎日、全力生き始めた僕だが日々死に向かってカウントダウンしていることは意識している。
だからこそ一日一日を充実することが継続できるのだ。
これが二枚目のポスターに込められている。
人は欲張りなもの。僕は人一倍強欲だ。
ある日、シャワーを浴びた後下着に手を伸ばすとまたメッセージが降りて来た。
「なぜここに下着が当たり前のようにあるのか?」下着を洗い、乾かし畳んでおいてくれている人がいるからだ。
感謝の想いに包まれた。
そして、自分が見ていない、知らないところで多くの方がサポートしてくれていることを意識するようになった。
当たり前なんてないんだと受け止めるとすべてのことに感謝の念を感じた。
そうして生まれた言葉が「しあわせです❤感謝」。
「しあわせです❤感謝」を文の最後に付けて結ぶとすべてのことに感謝ししあわせを感じ心が満たされながら生きることが出来るようになった。
自分だけがしあわせになっても楽しくはない。みんながしあわせを感じられる社会があってこそ本当にしあわせになれる。
だから「しあわせです❤感謝」という言葉を広めていこうと決めた。
これが三枚目のポスターに込められている。
それにしても大河内章三という男は凄いやつだ。
講演やSNSのつぶやきから僕が伝えたいことをポスターにしてしまうのだから。
縁起でない話だが、人生介護は重要だ。
生まれた時から死ぬに向かって生きている。
だから避けようもないことだからだ。
一瞬、気持ちが落ち込むかもしれないが
愛あるサポートがあれば生きる力に変えられる。
事前指示だけをとりたい形式だけの人生会議なら止めて欲しい。
人生会議は生き方会議だ。
生き方が定まったら最期の段階だけ決めて伝えておこう。
70%の人は自分の考えを伝えられなくなるらしい。
最期の段階で勝手に生き方を変えられてしまうなんてあんまりじゃないか?
人生の最終段階だろうがわたしたちは生きている。
やっぱり人生会議は生き方会議なのだ。
死ぬまでは生きている
しあわせです❤感謝
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