患者が語る新入社員研修レポート
患者が語る新入社員研修レポート
がんと共に生きる
先日講演した保険薬局新入社員研修へのアンケートが送られてきました。
ポイントがしっかり伝わっていて感謝しながら拝読しました。
アンケートには大きく分けて3つのことが掛かれていました。
①患者としてではなく人として相手を見る・接する。
アンコンシャスバイアスについて触れたこともあり、自分自身の中にある無意識の思い込みに気づくことが出来たとのことです。
僕も未だに経験しますが、白血病と判ると急に接し方が変わる方がいます。その方の中にある白血病患者のイメージで態度が変わります。
それまで自然だったのにぎくしゃくします。僕は毎日とっても幸せで他の方と何も変わらない暮らしをしています。
普通に接して欲しいと思っています。
②理解する人が理解されるという順番
フランクリン・コビー著「7つの習慣」に書かれている第5の習慣を伝えています。
このため患者を理解する重要性が印象に残ったのでしょう。何かしなくてはという想いがあったようですが、
まずはしっかり気持ちや症状を聴いてから説明するという順番の大切さが伝わったようです。
③新入社員は社内言葉
患者から見たら新入社員であろうとベテランであろうと関係ありません。
新入社員という言い訳は社内でしか通用しないことを伝えたところ、心に響いたようです。
前職での新入社員研修で厳しく接したのは顧客に対し責任を果たすために現場に出る前に
到達目標まで育成するためでした。
当時の新人研修たちも納得してついてきてくれました。
素敵な研修レポートを頂けてしあわせです💖感謝
