介護事業様を対象にした接遇研修会
介護事業様を対象にした接遇研修会
今日は介護事業様を対象にした接遇研修会でオンライン講演させていただきます。参加者は約70名です。
医療中心であった私の講演を介護の世界に紹介していただくことによりお話する機会が増えています。心より感謝しています。
僕が講演活動を始めたきっかけはある特殊な依頼からです。
当時製薬企業の学術研修担当だった僕の所へ放射線技師会で薬以外の話を60分して欲しいという営業からのお願いでした。
そこで以前から勉強していた顧客満足度についてスライドを作り講演しました。
すると大うけし、某病院の技師長から「少し変えると接遇研修になる。僕は接遇研修委員だからまた連絡するので準備しておいて」と頼まれてしまいました。
きっと営業に圧が掛かり受けることになるのだから準備を始めました。
しかし、どうやって学べいいか判らず悩みながら過ごしていました。
ある日東京で開催されたNLPプラティクショナー養成講座に参加したところ、医療接遇研修インストラクターをされている方と出会いました。
しかも名古屋から参加されていました。
突然現れた女神。
すぐにアプローチし10日間のセミナー終了時に相談になって頂きアドバイスを頂きました。
研修スライドが完成したため、練習相手として以前担当してた病院薬剤部に提案してみました。
すると薬剤部長が院長に電話し「久田君が来て、接遇研修を提案してますよ」と報告。
接遇研修を企画しようとしていたらしく、いきなり大きな会場を用意されることとなりました。
練習気分が大きな本番となり大ピンチに。
そのおかげで集中し内容を仕上げ、とりあえず半分の職員を対象で開催されました。
これが好評を得て第2回が企画されました。
第1回は現在のように自分自身の闘病体験は開示していませんでした。
しかし、単なるマナー、エチケットによる研修内容に患者自身として違和感を感じたため、内容を変えて、自己開示することに伝えました。
患者として求めていることを伝えたほうがいい。
院長以下医師や看護師さんも担当者当時にお世話になった方ばかりです。
がんになった事実を開示するのは抵抗感を感じましたが、語り出すと一気に会場の雰囲気が変わりさらに集中して研修参加してくれるようになりました。
これがきっかけとなり営業や医療関係者の口コミ、SNS等で全国に広まり講演が人生の一部となっていきました。
最近は自分の使命だと考えています。
白血病になり様々な試練を経験し医療介護現場に伝えたり、自分らしく生きることの素晴らしさを患者や市民に伝えたりすることが。
治療選択や生き方選択、治療と仕事の両立などネタに困らない経験を何故かしてきている人生に不思議ささえ感じています。
今はもっと役立てるようにさらに研究し準備を進めています。
今日も全力で臨みます。
しあわせです感謝