レゴシリアスプレイ 若年性認知症本人家族交流会で実施しました。
レゴシリアスプレイ
LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング終了認定ファシリテータ体験
若年性認知症本人家族交流会あゆみの会でレゴブロックを使ったワークにチャレンジして来ました。
様々なタイプの認知症が混在し、かつ認知症の方は一人一人症状が異なるため、
可能性を探る目的で試験的にタワー作成のみを行い観察することにしました。
事前に認知症相談支援センター職員と家族には趣旨を説明しておいたため、
会場の一角にテーブルを設置し関心がある方が集まる形式にしました。
当時者3名と家族2名が参加しました。
当事者2名はタワーを黙々と作成しましたが、15分以上掛かりました。
1名は自ら作ることは出来ませんでしたが、他の方の作品を全て複製されました。
この方は次回は難度の高い作品例を示しチャレンジして頂く予定です。
認知症当事者は交流会に家族に連れられて来るケースもあり、早く帰りたい感じの方もいます。
また、他の方とうまくコミニュケーションを図れない方もいらっしゃいます。
今回、テーブルに集まって来た方はまさにそのような方でした。
普段とは異なり、とても楽しそうな表情は周りにも伝わり、家族や他の当事者も関心を示していました。
サポートメンバーでのミーティングでもこの変化が取り上げられてました。
少し手応えを感じたため継続して実施し、認知症カフェ運営に役立つ、ひとつの形を探って行きます。
その先には自分の思いを表出することが出来るようになり、家族や支援者とシェアしやすくなり、
その結果、自分らしく生きることに繋がるのでは考えています。
しあわせです感謝