なぜがん患者が語る医療接遇は効果的なのか?
新規採用職員オリエンテーションや接遇研修会での講師選びは悩ましいところだと思います。
私は元々製薬会社の研修部門でコミュニケーションスキルを担当しながら、
白血病を罹患し受診しながら医療従事者の対応をチェックしていました。
体調が回復してからMR時代に担当していた病院に接遇研修を提案してみました。
院長が「君がやるなら」と300名の会場を用意してくれました。
それがデビュー戦です。
この初回だけマナーベースの研修をしました。
ただ「マナーベースの内容」は患者の立場として求めているものとの乖離を感じ
第2回目は現在と同じ患者心理ベースで研修をしました。
製薬会社であったためか当初は研修が終わった後に院長、看護部長、事務長に
厳しいフィードバックを多く頂きました。
結構凹みましたが、その度に内容を見直し今はそれが財産になっています。
20年前はプレゼンテーションスキルを身に付けたがん患者講師は珍しく、
瞬く間に口コミで全国に広まり仕事の合間を縫って800回以上講演を続けました。
医療機関での研修時間は時間に限りがあります。
また医師はプライドが高く、マナー講師が言っていることは理解できるが・・・
患者に言われるなら仕方がないけどいうこともあり、マナー研修の後に呼ばれることがほとんどでした。
今回、動画配信する医療接遇シリーズは短編を30以上配する予定です。
通常研修では半日以上掛かる内容です。
この動画で新規採用者研修等をして頂き、必要に応じてご相談を頂けるとお役に立てると存じます。
動画は以下のリンクをクリックをお願いします。
