がん告知後、生き抜くために磨いたプレゼンテーションスキル
8月に入りプレゼンテーションスキルコーチングの仕事比率が高く充実しています。
がん告知を受けて生きる気力を失い、リストラされたらどうしようかと悩み、生き抜くためのスキルとして磨き続けたのがプレゼンテーションスキルでした。
いわばサバイバルのためのスキル獲得でした。
新入社員指導で重要なことは、最初に「スキルで魅了すること」です。
そのために時間があれば個室でVTR撮影しディレクター視点で自分にダメ出ししては撮り直し、プレゼン現場に向かうことを繰り返し磨いて来ました。
自らもプレゼンを磨き、若手に講義し、その後コーチングしてフィードバックし続けるパターンを20年近く毎日のようにしていたら誰でも上手になります。
そして、プレゼンテーションスキルコーチングで重要なポイントはフィードバック能力です。
これは自らを段階を踏んでスキルを磨き上げていないと、問題があることが判っても具体的な指摘や改善提案が教科書的になりがちです。
ここで魅せつけのスキルがモノを言います。
瞬時に具体的なお手本を見せることが重要です。
なるほど!思って頂けると、クライアントの眼の色が変わります。
プレゼンテーションスキルの神髄が判るからです。
それはクライアント自身の心が動くからです。
何でも10,000時間練習するとプロレベルになると言われています。
僕の経験では「回路」が出来上がるように感じています。
ある時から瞬間的にどのように表現すればいいのかがパッと浮かび、それを言葉と非言語で表現できるようになりました。
話すことと聞くことは意識しなくても出来ているために、スキルを磨こうとされる方は少ないように感じています。
書籍や動画で勉強される方もいらっしゃいますが、フィードバックが得られないと修正が難しいです。
上手に話すのとプレゼンテーションは次元が異なります。
僕の定義は限られた時間内に考え等を説明し相手を動かすことです。時間内にうまく話せたとは違うわけです。
プレゼンテーションは役立つスキルです。
人前で話す機会がある方は基礎さえ身に付ければ、日々がトレーニングの場となりスキルに磨きが掛かります。
是非学ぶことにチャレンジしてください。
しあわせです感謝