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ジャンル : がん/病気/医療/コミュニケーション/ 聴講対象者: 医療関係/新規採用者 |
医療従事者に掛けている視点は、目の前の患者の「患者以外」の部分です。
患者という役割は、一部分であり、人生を送る上で様々な役割を持っています。
上のスライドは私ががん告知を受けた時の主な人生の役割です。
ここに患者が加わりました。加わったというより私は他の役割を奪われるような感覚に陥り
苦しみ始めました、研修内ではその苦しみを時系列にお話しします。
がんピアサポーター活動を通して様々ながん患者さんからお話を伺いました。
そこで判ったことは、ひとそれぞれ役割が異なり、がんにより役割や機会、将来を
奪われる不安や苦しみに包まれるということでした。
この不安や苦しみが全人的苦痛として表れているように感じています。
時系列でお話する私の苦しみと全人的苦痛を対比して聞いて頂くと
それが判ります。そして、複雑に絡んだり何度も繰り返して出現することも理解でき、
教科書で学んだだけでは判りにくかったことがリアルに実感できます。
上記のようなことを通して医療現場で患者として求める医療接遇について
学んで頂きます。
がん告知を受けた時、患者はどんな心境になるのか?
どんな不安に包まれるのか?
そして医療者にどんな寄り添い方を求めるのか?
受講者が自分ごととして考えられるような設問を用意し考えながら進める双方向的な講演です。
医療現場に対し患者は「おもてなし」を求めてはいません。
「おもいやり」を求めています。
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長年にわたり薬物治療しているがんサバイバーかつ薬剤師かつコミュニケーショントレーナーである講師ならではの内容です。
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