住み慣れたまちで私も家族も自分らしく生きる

住み慣れたまちで私も家族も自分らしく生きる

住み慣れたまちで私も家族も自分らしく生きる

2月18日(日)13時30分〜16時
鯱城ホール(名古屋市伏見) 
無料 申込不要 参加者500名
私も座談会に本人・家族と共に登壇する予定です。

お話しすることは少しですが、名古屋市若年性認知症本人家族交流会あゆみの会に8年間参加して感じたこと、考えていることは以下のことです。

認知症当事者と支援者の視点の違いによる問題は、いくつかの側面と考えます。

1. 意欲やニーズの違い: 認知症当事者は自分のニーズや意欲をよりよく理解しており、それが支援者と異なる場合があります。支援者は良い意味で当事者のために行動しますが、そのニーズや意欲を正しく把握できていないと自分の世界に相手を追い込むことになりやすい。

2. 尊厳と自律性のバランス: 当事者は尊厳と自律性を重視し、支援者は安全性や健康を重視することがあります。このバランスを保つことが重要ですが、どちらかが優先されることで対立が生じることがあります。本人が何をしたいのかを把握しその実現のために安全的配慮することだと考えます。

3. コミュニケーションの困難: 認知症によってコミュニケーション能力が低下する場合、当事者の意見や要望を正確に理解することが難しくなります。これにより、支援者とのコミュニケーションに誤解や混乱が生じる可能性があります。五感を使って何を伝えたいのかをサポートする必要があります。本人の世界を想像する力も必要です。

4. 決定の権限: 当事者と支援者の間で、誰が決定を下す権限を持つかに関する対立が生じることがあります。支援者は当事者の安全や健康を保護しようとしますが、当事者は自らの人生に関する決定を尊重されたいと思う場合があります。

これらの問題を解決するためには、当事者と支援者の間でオープンで共有されたコミュニケーションを促進し、双方の視点を尊重することが重要です。また、個々の状況やニーズに合わせた柔軟な支援計画を策定することも必要です。

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